私が、契約社員を1年で辞めた理由4つ【有期雇用は使い捨て】

以下の疑問をお持ちの方へ。

  • 正社員が激務でつらい…契約社員ってどうなの
  • 転職エージェントに契約社員を勧められている
  • 契約社員として面接している会社が好印象
  • 契約社員の内定を貰っており、悩んでいる
  • あわよくば正社員への登用もある?

ストップ!
契約社員になろうか迷っているなら、まずは有期雇用の残酷な現実を知ってから!

この記事では…

私が実際に契約社員を経験し、1年で辞めた理由4つと、その時の気持ちを包み隠さずお話しします。

目次

はじめに : 当時の労働条件

契約社員の内定をもらった条件

  • 会社の規模…大手企業(社員数4桁)
  • 契約の期間…3年(最大5年まで延ばせる)
  • 仕事内容…事務アシスタント
  • 給料…額面20万円(すぐ辞めたので、賞与は寸志)
  • 交通費と残業代…全額支給
  • 労働時間…9:00~18:00
  • 休日…土日祝 基本カレンダー通り

内定当時の私のスペック

  • 年齢…25歳
  • 職歴…新卒で働いていた金融機関
  • パソコンスキル…無 (大学時代にWordで卒論を書いたレベル)
  • 所有資格…運転免許証、簿記3級

転職エージェントに言われるがまま、

  • 面接の担当者が穏やかで好印象だった
  • 現職を辞めたくて、逃げたくてしょうがなかった

という理由でサクッと内定を受諾してしまいました。

【体験談】期間満了までに辞めた理由4つ

私が、契約社員の期間(3年)を待たずに辞めた理由は、大きく以下の4つです。

  1. 期間満了で切られる
  2. スキルが身に付かない
  3. 固定給料と固定ボーナス
  4. 無期雇用への転換には、現場の評価は無関係

1つずつ、どういうことなのか説明します。

理由①期限満了で切られる

契約社員になって最初に感じたこと。

それは、働き始め初日から、切られるまでのカウントダウンがスタートするということ。

気づけば、通勤電車でこんなことをググってばかり。

  • 「契約社員 無期雇用転換」
  • 「契約社員 延長 法律」

ググっても明るいニュースは無く、落ち込む…の繰り返し。

そこで、我慢できずに行動しました。

行動の具体的な内容は、人事部や上司に何度も何度も問い合わせたことです。

無期雇用の正社員になるためにどうすればいいですか?」と。

しかし、私の会社ではどう頑張っても期限が3年→無期雇用に延びることはありませんでした。

なぜなら、元から“有期雇用(=期間に定めのある雇用)”とはそのような契約だから。

  • 内定を吟味せず受けてしまった後悔
  • 使い捨て社員を量産する制度を作った、政府へのやり場のない怒り

が込み上げてくる日々。

有期雇用→無期雇用への転換は、その可能性があるかどうかしっかり面接時に確認しておきましょう。

※友人の会社(老舗の大手ホワイト企業)では 3年間働いた派遣社員→無期雇用の正社員 へ転換できたケースがあったそうです。

理由②スキルが身に付かない

どういうことかと言うと、「雑用、単純作業の繰り返し」なのです。

以下の作業を、どれか1つだけ、1日中行うことも多々ありました。
(仕事の合間に頼まれるなら、十分理解可能ですが。)

具体的には…
  • コピーを取ってファイリング
  • 不要な書類をシュレッダーにかける
  • 書類をPDF化し、出先の担当者へ送る
  • 書類に決まった宛先を、ひたすら手書きする

見ての通り、少し教われば誰でもできる超超超単純な作業をするのみ。

7割方、単純作業をしてました。
残りの3割は少し創意工夫の余地があるデータ入力等を任せられることも。


この仕事内容で無期雇用でずっと働けるならまだしも(それなら捉え方によっては天国かも)、「期間を満了したら、はい、さよなら」の残酷な世界です。

  • スキルの付かない単純作業で時間を浪費
  • 3年先の雇用は確保されていない

このダブルパンチに私のメンタルは堪えられませんでした。

理由③固定給料と固定ボーナス

契約社員は、給料もボーナスも、どれだけ頑張っても1円も変わりません。

「このままだと本当に何のスキルもつかないまま歳だけとってしまう…!」と焦りスキルアップを試みる私。

「もう少し難易度を上げた仕事をいただけないか?」と上司に掛け合いました。

併せて、未経験だったPC作業ですが、ExcelやWordの本を買って勉強し自力でスキル向上にも努めました。

その結果…

与えられた作業に真摯に向き合うことで、現場社員の方々から「ありがとうございます。助かります。」と感謝の言葉をたくさんいただきました。

しかし、契約社員は入社当初の契約内容が全て
1円たりとも昇給はしません。

その他以下の理由でどんどんモチベーションは下降線を辿るのでした。

  • 頑張りに対するフィードバック(定期的な面談など)は無い
  • 改善点の指摘も無い

貴重な人事の時間を、使い捨て契約社員なんかの面談に割くかよ!という強い意志の表れでしょうか…。

理由④無期雇用への転換には、現場の評価は無関係

実際に仕事を共にする現場社員から「良い評判・評価」をいただいても、無期雇用へは転換できません

なぜそう悟ったのか?理由を述べます。

本部⇔現場社員 に思惑の祖語があるからです。

本部の思惑
事務員は低賃金で雇い、経営不振のときにはすぐに契約を切って、雇用の調整がしたい。

現場社員の思惑
1~3年スパンで事務員が変わるのは、いくら単純作業でも教える側として負担。
同じ人が定着してほしい。
(→そうすればもっと踏み込んだことも教えられるのに…)

力関係は、言わずもがな 本部>>>>>現場社員 です。

そのため、いくら現場社員に「もっと続けてほしい」と思われても、本部が「事務員有期雇用の契約社員でまかなう。例外は認めない。」と決めている以上、無期雇用の正社員にはなれません。

一部例外もありますが、大きな会社ほど、融通は効かない印象。

契約社員はこんな人におすすめ

ここまで、私が契約社員になって後悔した話を述べました。
しかし、以下の条件に当てはまる方であれば向いていると言えます。

  • 責任感の薄い仕事でゆる~く働きたい
  • 職場の大多数は「正社員で比較的安定した立場⇔自分は契約社員」というギャップに耐えられる
  • 一生食べていける資産があり、将来お金の心配が皆無
  • ロボットの様な単純作業が苦にならない
  • 結婚・出産の予定があり仕事を続ける予定は無く、それまで腰掛け程度に働きたい

終わりに:搾取されないために 契約社員のメリット・デメリットを吟味すること

述べてきたのはあくまで、私が経験した従業員が数千人の大手企業での話です。

小さな規模の会社や、大手でも融通の利く会社だと、頑張りに応じて無期雇用の正社員になれるかもしれません。

  • 無期雇用への転換の可能性はあるか
  • 期間満了した人の進路
  • 評価制度について

…等々 他にも気になることがあれば、徹底的に転職エージェントや、会社の担当者に聞いてください。

そして、メリット・デメリット(※使い捨て契約社員のデメリットを嫌というほど経験したため、詳しく記載しました。真っ当に働きたい人にとっては、基本的にマイナスしかない搾取され放題の制度だと思っています。)を踏まえた上で就職・転職しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

私のように、入社してから激しく後悔する契約社員が一人でも減りますように。

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